Ride: 真壁ツーリング

Ride: 真壁ツーリング

2025/07/15
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ゴールデンウィーク後半、思いつきで泊りがけのツーリングをしてきました。

目的地選定

4月下旬に急遽思い立ったので、なるべく無理のない行程となることを最優先としました。

  • 1泊あたり15000円前後で宿泊可能
  • 往路は自走、復路は輪行
    • 特急や新幹線は連休故に混雑することが想定されるので在来線前提
  • 北方面
    • 春夏の南関東エリアは南風傾向なので、なるべく往路は追い風を利用したい
  • 1日あたりの行程は100km前後
    • 約7〜8年ぶりの泊りがけのツーリングなので無理のない距離とする

上記前提を考慮して、以前友人とライドで向かったことのある茨城県桜川市真壁を目的地に設定しました。

ルート

実走後の微修正を加えたルートはこちら。

初日の江戸川〜手賀沼区間(30km弱)と土浦〜真壁のつくばりんりんロード区間は割愛。

2日目の水戸市内は改善の余地あり、といった感じですが概ねこんな感じで走ってきました。

装備

バイクはいつも通りEquilibrium E1
パーツ構成はAlpitudeのボトルケージに変えてから特に変更なし。

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ハンドルバーバッグはMovementのSAUCE CYCLE MESH POCKET BAR BAG
アウトフロントマウントを用いてサイクルコンピューターを付けたままでも比較的出し入れしやすいバッグなので、輪行袋とモバイルバッテリー、パッカブルサコッシュ、日焼け止め等”ライド中に出し入れする可能性が高いもの”を収納。

少し大きめのサドルバッグはBlue LugのFairweather Seat Bag Mini
こちらには宿で着る館内着として長袖Tシャツとパンツを収納。サイクルジャージ類は宿で洗濯機をお借りさせてもらえないか相談済だったので、2日間同じものを着回す前提です。

普段サドルバッグに入れている予備チューブや携帯工具等はツールボトルへ。ゴールデンウィークくらいの気候、かつある程度コンビニ等休憩できる場所が確保しやすいルートだったのでドリンクボトルは1本で賄う前提としました。

実走(1日目)

いつも通り手賀沼付近まで出て、そこからは水戸街道をメインに時々裏道へ迂回しながら土浦まで向かいますが……

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ゴールデンウィーク真っ只中の渋滞を舐めていました。
Ride with GPSで自転車推奨ルートを引いてあったので適宜旧道や裏道を利用して土浦には10時過ぎに到着。

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筑波山から吹き下ろす風なのか少々向かい風気味ではありましたが、土浦からはつくばりんりんロードをなぞるだけで真壁には着いてしまうのでお昼過ぎには目的地に到着。

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真壁地域は国の登録有形文化財に指定されてはいるものの、有名観光地というわけでもないので飲食店は少なめ。あわやランチ難民となるところでしたが、すんでのところでゴールデンウィーク中も営業しているお蕎麦屋さんを見つけて行き倒れを免れました。

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こういう町並みが300メートル四方くらい続いています
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連休期間だったからか、ボランティアによる町並み案内もやっていました

実走(2日目)

割と近場のスポットは見尽くしていた感もあり、宿にチェックイン後は大浴場でまったりしたり、サイクリングウェア類を洗濯したりと館内で過ごしました。

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夕食のボリュームがたっぷりだったのも印象的

2日目は真壁からつくばりんりんロードの終点・岩瀬駅まで出て、そこから県道を中心に山あいを抜けて水戸→ひたちなかと抜けていくルート。
60km行くかどうかくらいの距離だったので、朝もゆっくりして9時過ぎに出発しました。

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ごはんの盛りっぷりがうれしいですよね

岩瀬休憩所ではマルシェが出店しており、コーヒーやサンドウィッチ、ラーメン(!?)等の出店があったのでコーヒーだけいただきました。
(本当はラーメンも食べたかったけど、この後の登りが苦しかったら嫌だな、と日和ってしまいました)

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コンビニも少ないエリアなのでひさしぶりのコーヒー

Ride with GPSで推奨されたルートをベースに、ストリートビュー等を活用してある程度道は想定していましたが、中々に険しい道のり(苦笑)。

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登りは長くないものの、登って降りてをこまめに繰り返すアップダウンの多い道で、しかもまあまあ路面が荒れている箇所もしばしば。車通りが少なかったのが幸いですが、ほどほどにスリルを感じながらの行程でした。

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突然農道を通れと言われる
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途中道の駅かさまでしっかりめの休憩を取り、買っていた補給食や道の駅グルメで体力回復し、昼過ぎには最終目的地の勝田駅周辺に到着。

勝田駅を最終目的地としたのはそう、サザコーヒー本店があるから。

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各種コーヒー競技会の上位入賞者を多く輩出してたり、最近仲良くなった某バリスタさんの前の職場がサザコーヒーだったりとずっと気になっていたサザコーヒー。都内だと丸の内のKITTEの店舗は時々立ち寄ったりしているのですが、本店には行ったことなかったのでようやく訪問できて何より。

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しっかりとおすすめを事前にヒアリングして、テラス(中庭)席でゲイシャとケーキをいただきました。
地元にしっかり根ざしつつも、関東を中心に多店舗展開していてやはり企業力が違うな、などと感じ入ったり。
(後日、全身タイツの奇妙な格好をした客がゲイシャを頼んだことが覚えられており、しっかり某バリスタにも伝わっていました)

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最後は勝田駅から輪行してサクッと都内へエスケープ。だいぶ余裕のある2日目でした。


振り返り

超個人的なメモですが、今回のツーリングで気づいた点を列挙しておきます。

良かった点

  • 風向きを考慮したルートのお陰で向かい風が全体の2割程度で済んだ
  • 約30km毎に休憩できる箇所を設定し集中力を保てた
  • 速度よりも快適性優先でオーバーペースにならなかった
  • 河川敷≒蚊柱の多い区間を少なめにしたお陰でストレスが少なかった
    • 汗や日焼け止めで顔に羽虫がくっつくのが地味に苦手で…
  • 機材トラブルが(ほぼ)なかった
    • 初日ちょっとサドルの角度が悪かったので調整した、くらい
  • 洗濯・脱水を借りられたのでサイクリングウェアを2日間着回して荷物を減らせた
  • 大浴場でリラックスできた
  • 使い捨て(試供品サイズ)のスキンケアを持って行った
  • 現金をそこそこ持って行った
    • 普段のライドでは現金をほぼ持ち歩いてないので危なかった
  • パッカブルサコッシュにヘルメットが収まったので輪行時持ち歩きやすかった

改善できそうな点

  • Ride with GPSの推奨ルーティングだと住宅街での右左折が多すぎるため、国道回避はしつつもなるべく右左折を減らすルートに修正する
  • アレルギー(花粉症)対策で飲み薬・目薬を持ち歩く(冬季以外はおそらく必須)
  • 宿の設備について公式サイトだけでなくレビュー・口コミ等でも確認する
    • 部屋の断熱性にやや難ありだった
    • 朝風呂がなかった
  • 洗濯バサミを用意しておく
  • 館内・街で使う着替えをなるべく薄手(コンパクト)にする
  • 半袖orノースリーブのメリノインナーを用意する(最高気温25〜30度前後)
  • カメラを小型化し背負う以外の携帯方法を検討する
    • ステムバッグ、カーゴビブ等
  • 輪行するならイヤホンを持って行く
  • 充電端子をなるべく統一する
    • iPhone: Lightning→Type-C(今秋買い替え?)
    • AirPods(今回は非携帯): Lightning→Type-C(今秋買い替え?)
    • Wahoo Bolt v2: Type-C
    • フロントライト: microUSB→Type-C(Volt Neo系に買い替え)
    • リアライト: USB-A→Type-C(Nano 60あたり?)
  • 日焼け止め・オロナイン軟膏を携帯用の小さいものにする
  • ウェットティッシュを持って行く
  • 足攣り・腓返り対策の漢方を切らしていた

というわけでゴールデンウィークの真壁ツーリングのまとめでした。

実は泊りがけのツーリングは7〜8年ぶりくらいと少しビビっていたのですが、いざやってみると特にトラブルもなく、体力的にも機材的にも何も問題がなく拍子抜け。
これを機に輪行を活用した日帰りツーリングや、泊りがけのロングライドをもっと増やしていきたいですね。